週末日曜日は博多で歯内療法アドバンスコース、マイクロサージャリー実習が行われました。
おそらく、九州で1番設備の整っている実習室☆
手術用顕微鏡が全9台準備されています‼️
驚いたのは、この実習室が歯科医師ではなく、獣医師がワンちゃんネコちゃんの歯の治療を学ぶための場所だという事❣️🐶😺
動物病院も専門化が進み、眼科や歯科、神経科、精神科まで
ペットも人間と同じ治療が出来る時代になっています!!
歯科医師と獣医師のダブルライセンスを持ち、ペットの歯科治療を専門とされている先生がいらっしゃいます。
手術用顕微鏡を応用して、前歯・小臼歯・大臼歯の歯根端切除術を行いました。
Tips
・レトロミラーは細いものを準備しておく
・resection後メチレンブルーで染め出すのを忘れない
・根尖部の湾曲が強い場合、根管の方向を見誤りやすい
CBCTで歯冠との位置関係と方向をイメージする
根が長ければ短めにresectionする
レトロミラーで方向をcheckする
・バーへのマーキング
・超音波チップが折れた時の対応
銀のチップを使用する
新品を使用する
鋭い短針で取れる
・retro filingのチップはFEEDのものは曲がると溢れてくる。
純正の細いチップでもOK(根が太い時、チップが入らない時)
・下顎大臼歯で根が長く細いケースは難しい、専門医(松浦先生)に紹介する。
もっと上手くなるにはどうしたら良いか考えます。
今はCBCTがあるので、分析をして何回も頭の中でイメージすること。
術前の準備が1番重要
多くの歯を残せるように、そして患者さん日常生活を豊かに出来るか
もっと学ぶことがたくさんあると感じた一日でした。