歯科医師になり10年、歯科治療のある問題点に気づいていた
実は歯科治療の多くは『やり直しの治療』という事実を…
「一度治療している場所は、トラブルが起こりやすい」
なぜか、被せ物が入っている歯のみ歯周病がある。根の治療をくり返している。など
特に、
根管治療(根の治療をした歯)は高い確率で問題が起きる
具体的には、痛みが出たり、治療の繰り返しが起こる、なかには他院で1年以上薬の交換を続けていた方もおられた。
東京医科歯科大学むし歯外来で行われた研究によれば、
根管治療が行われている歯のレントゲンを撮影し、どのくらいの確率で問題が起きているか統計を取っている。
根尖病変(根の先の骨が吸収している病的状態)の確率がどれくらいだろうか?
結果は、
根尖病変がある確率50%~70%=
根管治療を受けた歯に病気がある可能性が50%~70%
大きな声では言えないが、日本の根管治療の成功率は30%~50%程度と残念な結果になってしまっている。。。
しかし、これまで歯内療法のセミナーや論文で学んだことと日本の現状に違和感を感じている
米国のUIf Sjbgrenらの成功率を調べた研究(1990)によれば、初回根管治療(抜髄)の成功率は96%と結果が出ている。
日本の成功率30~50%VS米国の成功率96%
日本の歯科治療は海外に遅れをとっていると言っても過言ではない。
なぜ?と思われるかもしれないが、1つはスタンダードな治療を行える環境かどうかが鍵となりそうだ
当院では再治療を減らすために、世界スタンダードの治療を提案することが可能になりました。
当院の精密根管治療
①検査をした後、しっかりと説明を行います(現状、治療方法、成功率、治療費、リスク)
②治療に同意され、希望される方のみ治療を行います
③基本的に治療は1回で終了します
④すべて新品の器具、保険適応外の材料をを使用します
⑤ラバーダム防湿、手術用顕微鏡を使用します
⑥治療は顕微鏡の録画システムで記録し、治療後動画で説明します
(希望があれば治療動画をお渡しすることが可能です)
⑦病気の治癒傾向が確認できれば、修復治療へ移行します
米国歯内療法専門医である、松浦顕先生より学んだ根拠のあることを実践します。
自分の歯をできるだけ残したい方へ、いつでも相談をお待ちしております。