ホワイトニング治療の2回目のブログ、②「ホワイトニングで歯が白くなる理由」
についてお伝えしていきます。
これまでのブログ
kawaguchi-shika.hatenablog.com
ホワイトニングで用いられる材料は、
‣10%過酸化尿素
‣過ホウ酸ナトリウム
の3種類です。
ホワイトニング材は、分解するときにフリーラジカルを発生します。
フリーラジカルが着色物質を分解して、無色の物質に変えることにより漂白効果が得られます。
実際の効果の流れを見ていきましょう!
1⃣歯の内部に色素があり、これが歯が黄ばんで見える原因です。
2⃣歯の表面にホワイトニング材を置くと、温度や反応によってホワイトニング材の分解が進み、フリーラジカルが発生します。
フリーラジカルは歯の内部まで浸透し、色素のみを分解します。
3⃣ホワイトニング後、内部の色素が分解されました。
黄ばんだ歯が、白さを取り戻します。
※大きな分子量を持つ黄色や赤色は分解されやすいです。
小さな分子量の青色と灰色は分解されにくい特徴があります。
これがホワイトニングで歯が色くなる理由になります。
ホワイトニングは歯を削ることなく、歯を白くすることができます。
過酸化水素などの内部の色素を分解するホワイトニング材は、歯科医院でのみ使用が可能です。
川口歯科ではホワイトニングの相談を行っています。歯の色が気になる方はいつでもご相談ください。